本読みライフ

読書ブログをやろうと思って気づいたら迷走している。

リチャード・ブロディ「Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!」読了、備忘録

人生の目的がない人はどうすればいいのか?

 

あなたにはなぜ「やりたいこと」や「生きる目的」や「夢」や「天職」といったものが見つからないのか?

 

結局のところ、「人生の目的」とは、君が人から「やめろ」って言われてもやめられないほど、好きで好きでたまらないものであり、君という人間が、「本当は何を至高の喜びだと感じるか?」を明確に言語化したものである。

 

「自分の人生にとって何よりも大切なこと」は何なのかをはっきりさせること、自分の人生の充実にとって「何よりも大切なこと」に照らして行動すること。そのことが何よりも肝心。

 

本当はやりたいんだけど、失敗するのが怖くてやれないでいること。そういうことをやらないで済ませるための言い訳として、何か「もっともらしい格言」や(巷で持つことを推奨されているような)「信念」を探し出してくるような態度でいると、君はいつまでもいい結果など出しようがない

 

どんなことであれ、その優先順位を上げさえすれば、できないことは何もない。どんなことであれ、時間やお金やエネルギーを十分に注ぎさえすれば、できないことは何もない。

 

大人というのは、「自分が何を望んでいるかを正確に掴めている人」のこと。「自分にとって『成功』というものが一体何を意味しているかを知り尽くしている人」のこと。「何を最優先したらいいかを完璧に把握している人」のこと。

 

かつての僕のように、他人から褒められることを第一にして生きていると、「自分が本当は何を望んでいるのか」を探り当てるのに相当苦労することになる

 

他人から認められるよりも、自分で自分のことを認めてあげられることを優先するようにすれば、すなわち、周囲からの期待に応えることよりも、「自分の人生にとって何よりも大切なこと」をかなえることを優先するようにすれば、生活の質も高まる。

 

「人生の目的」を探り当てるのは実は、そんなに難しいことじゃない。君がすでに知っているあれこれの間にある「共通点」——共通して喜びに感じること——を探し出すだけのことなのだ。

 

「君が本当は何に対して喜びを感じる人間なのか?」を探ることこそが、君を「最も充実した人生」へと誘い、そして君の「人生の目的」を探るための、最短の近道になるのである。