本読みライフ

読書ブログをやろうと思って気づいたら迷走している。

パソコンがトラブったとき、銀の弾丸はあるか?あるいは、できる人ほど忘れがちないくつかの盲点。

僕が本格的にPCサポートをするようになってもう15年が経とうとしている。

 

その間に一体何件のトラブルに対処したか分からない。

 

まぁもちろん、毎日フルタイムでやっていたわけではなく、閑古鳥が鳴くような状態でのことなので、そんなに多くないと思う。

 

少なく見積もって、仮に、年に30件のトラブルやなんかに対処したとして、それでも15年だから450件のトラブルくらいには対処しているのではなかろうか?

 

成長したかと問われると、大して成長してない。2009年に会社を立ち上げてサポートを始めた時点ですでに僕には約13年間のパソコン使用歴があり、ある意味もうすでにその時点でほぼあらゆることには対処できる状態であったと言える。

 

全て独学である。独学って言うか、必要に駆られて必要な知識をつけていただけなのだが。

 

だから、1996年に初めてパソコンを買った当時、朝日新聞社が出していたPasoっていう雑誌を読み込んでいた頃が一番成長曲線が急カーブを描いてたかなと思う。

 

まぁ、そんな話がしたいんじゃなかった(笑)

 

今日はそんなPCサポートにおける役に立つ一番(かもしれない)大事な話を少し。

 

パソコンのトラブルを解決する方法はいくつかある。

 

例えば、経験。ああ、このトラブル、前にやったやつだ、と分かると余裕で解決できる。アドウェアリンクかなんか踏んでしまって迷惑広告が出て、ブラウザを閉じようとしても無理、みたいなやつが典型だ。

 

それから、これ経験ないなぁと思ったらググったら大抵誰かが解決策を書いてくれてる。検索すること。あるいはこれを拡大解釈してQ&Aサイトで質問するという手もある。要は、他人の知識を借りること。

 

しかし、しかしである。このエントリーで一番言いたかったこと、結論とは、場合によっては、あらゆるトラブルに効く、そう、まるで銀の弾丸のような解決法があるということだ。

 

それは「パソコンの再起動」

 

な〜んだ、と思った人もいるかもしれない。

 

基本中の基本じゃん、と。

 

ところがこの僕を含め、15年もPCサポートやってるのに、これがなかなか思いつかないときがままある。

 

いつだったか、Wi-Fi、ルーター系トラブルで呼び出され、結局、電源ケーブルが抜けていただけだった、ということがあったがそれにちょっと似ている。

 

人は、とかく問題を難しく考えてしまいがちなのだ。特になぜか経験豊富、知識豊富な人に限って。

 

先日、デスクトップのアイコンの関連付けがおかしい、という感じのトラブルがあった。エクセルファイルを開くとJPGが開き、ワードを開くとブラウザが開く、しかも、ちょっといろいろやっていると、さっきまでワードでブラウザが開いていたのに、いつの間にかなにもしてないのに今度はワードを開いたらエクセルが開く、みたいなかつて一度も経験したことのないトラブルだった。

 

わからないのでググってみたが、アイコンが「壊れる」系のトラブルの解決法が出てくるばかりで(アイコンキャッシュをクリアしなさいみたいな)、僕が今遭遇しているタイプのトラブルの解決法は出てこなかった。

 

ウイルスチェックをしたり、いろいろやったがお手上げだったので(システムの復元は以前大失敗をしたことがあり怖くてやれなかった)、ごめんなさい、これは無理ですと言って帰ってきた。

 

だが、悔しかったのでQ&Aサイトに一応投稿してみて何人かから有益あるいは無益な情報を得たが、ついにそこでも誰も解決法や原因を見つけることはできなかった。

 

ところが今日、同じ人から別件でまた呼ばれて行ってみると、そのアイコンの問題はまるで何もなかったかのように正常に戻り解決していた。

 

そこでようやく僕は悟ったのだった。これはその人がパソコンの電源を切って再起動させたことにより自然に直ったものだと。

 

再起動は偉大である。僕はこの15年間で何度も再起動に助けられてきたというのに、また、再起動という解決方法を忘れていたのだ。情けない・・・。

 

あとこれから書くことは蛇足になるが、アナログの力というのも指摘しておいていいだろう。

 

その方からの今日の呼び出しは、とあるチケットサイトでチケットを取りたいのだが、登録しようとするとメールアドレスが必要で、でもそのメールがメーラーで開けないので登録できない、というものだった。

 

行ってみると、まずわかったことは、その方は以前にそのチケットサイトにすでに登録されており、同じメールアドレスでは二重には登録できないということだった。

 

そこで、パスワードであるが、こういうとき、十中八九パスワードが分からなくなっているものだ。だからパスワードの再設定をすることになった。

 

これはすんなり行って、さてサイトにログイン、目的のチケットに申し込み、というところまで行ったらその方が、これ、座席は指定できるんですか?指定できないのだったら(良い席を取れないのだったら)申し込まないのですが、と言ってきたのだ。

 

サイトのどこにも座席を指定できるとかできないとか書いてはいない。

 

ググってみたが、いまいちその情報が信用できるのかどうか確信が持てなかった。

 

そうするとその方が、チケット会社に電話してみましょうか?と言ってきたので、それができるならそれが一番確実なのでそうしましょうと言って、結局、電話して、その電話で座席の指定もし、チケットの購入手続きも終わってしまった。

 

それまで僕がブラウザでログインしてやってきたことが無駄になった瞬間だった(笑)

 

現代は、何でもネットでできてしまう時代であるかのような幻想を抱いてしまいがちだが、場合によってはやはりアナログというのは強い、と改めて思ってしまった。

 

要は、「問題が解決すればいい」のだから、それがデジタルだろうとアナログだろうとそんなものは関係ないのだ。

 

前々回、その人が確定申告をe-Taxでやらなくてはならないけど大変そう、その時はまた僕を頼るかもしれない、みたいなことを言っていたので、去り際に、パソコンでするのは多分大変だから、税務署に行った方がいいですよ、と言っておいた。