本読みライフ

読書ブログをやろうと思って気づいたら迷走している。

成田マキホ「マッチうりの少女」をメルカリで見つけて感動した話

読了予測:2分35秒

子供の頃、親に絵本を読み聞かせてもらった人は多いと思います。僕もそんな子供の一人でした。

我が家は母親が保育所で働いており、そこで絵本が売られていたり、同僚から情報が入ったりして、比較的絵本を選ぶのに苦労はしなかったそうです。

そんな我家にはたくさんの絵本がありました。

しかし、やはり絵本というのはいつの間にか子供が大きくなると消えてしまうのです。

あの頃の絵本が読みたい!という郷愁の念は、むしろ大きくなってから芽生えてくるものです。

そんなとき、探すのはなかなか大変です。特に、僕のように40年以上も前となると。

しかし、今回、メルカリでゲットできました。その詳細を記します。

僕と「マッチうりの少女」

僕は現在47歳、この「マッチうりの少女」を読んでもらっていたのがいつなのか覚えていません。おそらく昭和53年とかそれ以後ではないかと思われます。

イメージというものは記憶に残りやすいみたいで、大きくなってもあの絵柄やストーリーをなんとなく覚えていました。

あの感動をもう一度!ということで、大きくなってから、一度父がマッチうりの少女を買ってきたことがあったのですが、「あの絵柄」ではなかったのです。

絵本によっては名作で、ロングセラーとなって、昔も今も変わらなく売っている絵本というのもあります。

でも、この「マッチうりの少女」は違っていました。

同じポプラ社から今でも出ているんですが、絵柄が微妙に現代風になっており違うんです。

僕は前にも一応探したことはあったのですが、昭和50年頃と古いこと、タイトルは分かるものの出版社がわからないこと、古本サイトには表紙の絵柄が載ってないこと、などから見つけることはできませんでした。

思い出の品はいつの間にか無くなる

不思議なことなのですが、思い出の品というのはいつの間にかなくなっているものです。

あれほど大事にしていたキン消し(キン肉マンの消しゴム)、ビックリマンシール、母の田舎で見つけた弥生時代くらいの遺物など、自分で捨てた覚えもないし、捨てることもしないつもりなのにいつの間にか時の経過とともになくなってしまうんです。

そういうことで、この「マッチうりの少女」も他にたくさんあった絵本も、気がつけばいつの間にか全てなくなってしまっていました。

メルカリというタイムマシーン

こういったものは、一度なくしてしまったらもうどうしようもないのか?

ちょっと前までは結構どうしようもなかった。

冒頭に書いたように、昔の絵本は手に入りにくいし、表紙とかがわからないからタイトルだけではそれとは判定しにくいし。

しかし、今はメルカリというサービスがあります!(まぁ、ヤフオクでもラクマでもいいんだけど)。

だいたい、写真付きなので、写真を見て記憶をたどり、これだ!と特定することができるのです。(運が良ければ)。

良い時代になったものです。

あの感動をもう一度

まさに、あの、40数年前に読んだものでした。

忘れもしない記憶の中のイメージの数々。

懐かしい思いとともに記憶が鮮やかに蘇りました。

感動です。😭😭😭

こうして、40年くらい経って幼少期の記憶を掘り起こすのは素晴らしいことですね。