読了予測:2分17秒
この本を読んだきっかけの一つは、前に、知り合いが僕に勧めてきたからというのがある。その時はふーんくらいに流していた。
で、最近、両@リベ大学長さんという方の本を読もうということになって、そのYouTubeとか見ていたら、おすすめの本がのっているところがあって、そこにもこの本があったので、ようやく読んでみるか、と重い腰を上げたのであった。
というのも、僕は結構この手の自己啓発まがいの本を読んでおり、かなり食傷気味なのである。もう自己啓発はいい加減いいか、となっているけど、Amazonでベストセラーとかになっていると、つい手が出てしまうのであるが。
結論としては、まぁまぁ
偉そう(笑)。まぁ、さっきも書いたけど、僕くらいになると、これくらいでは驚かない。だから、この手の本をあまり読んだことがない人には響くかも。
この本の特異な点
マズローの欲求5段階説ではないが、人間の幸福のレベルをピラミッド型にして、大きく分けて2段階、細かくは9段階に分けて考えている。
なかなかに面白く親しみやすく、かつ、説得力があるところではあった。
刺さった言葉を一つ挙げるとすれば
人が痛みをともなわずに本当の意味で幸せになれる方法なんか、この世に存在せーへんっちゅうねん。ええ加減に目を覚ませ。
という箇所がある。こういった時たま挟まれる叫びが関西弁になるのもちょっと面白いが、これはちょっと刺さった。
僕がまさに今、このブログで苦しんでいるところだからだ。どこかで見た円グラフ(2020年)だが、アフィリエイトで月に5000円未満が実に8割という世界なのである。
ブロガーで食べていくどころか、月に1万でも5万でも稼ごうと思ったら、10%にも満たない層に食い込んでいかないといけない厳しい世界だ。
今、自分のいるフィールド
自己分析になってしまうので、間違っている可能性もあるが、自分は今、この本で言うところの、「ねこフィールド」にいると思っている。
最初の分断、気づいているか、気づいていないか、で言えば、気づいているの一番下の層だ。まぁまぁである。
でも、このフィールドに入れたのもつい最近と言った感じで心もとない。
大切なことは自分を知ること
まぁ、本書について、一から十まで書いていても終わらないので特に重要だなと思ったのは、「自分を知る」ということだ。
これは、経験上、なかなかに難しい。本書を読んで参考にしてもらいたい。
第26回 人生の羅針盤(価値観マップ)を作ろう!作り方解説【人生論】 - YouTube
また、上に貼り付けた、リベ大のYouTubeも自分を知るのに参考になるかも知れない。
まとめ(のようなもの)
あと、もう一つ重要なところを挙げるとすれば、「やりたいこと」「楽しいこと」「わくわくすること」を行動の指針にすればいいという箇所があったけど、これも、当たり前のようでいてなかなかに難しい。
やはり本書を参考にして欲しい。
ちなみに僕は今、これを「ブログを書く」という行為としてやっている。先程も書いたけど、どう考えても儲かりそうにないし、コンビニでアルバイトでもしたほうがよっぽど、という悪い考えがよぎることもあるけど、そこは自分を信じて当面はこのブログをやり続けようと思う。
だって、やりたいし、楽しいし、わくわくするから。