本読みライフ

読書ブログをやろうと思って気づいたら迷走している。

僕の夜のこと(その2)

アクセス解析を見る限り、10人くらいにしか読まれていませんが、僕の夜のこと、第二弾を書こうと思います。

 

その1から読まないと、あまり意味がわからないと思うので一応リンクを張っておきます。

 

僕の夜のこと(その1) - 本読みライフ

 

さて、前回は、30歳デリヘル事件のことを主に書きました。30歳になって初めて風俗で脱童貞(挿入はしてないので正確には脱童貞ではないが)をしたという話を書きました。

 

それからどうなったのでしょうか。30歳以後、何か特別なことが、性的な分野であったか?特になかった、というのが正解です。

 

なぜなかったのか?モテなかったから、と言ってしまえば終わりなのですが、僕にもよくわかりません。

 

同窓会に行って、なんで結婚してないのかとか、なんで彼女いないのかとか言われても、全然理由がわかりませんでした。

 

というのも、皮肉なことに僕はそこそこのイケメンだからです。自称だろ!と言われればそれまでですが、自己紹介にも書きましたが、キルミー・ヒールミーという韓国ドラマに出てくるチソンさんという方にとてもよく似ているくらいイケメンです。

 

キルミー・ヒールミーのチソンさん

この一番右の方がキルミー・ヒールミーの時のチソンさんです。

 

ね、イケメンでしょう?まぁ、当たり前ですが、あくまで似ている、と言うだけであって、うり二つ、とか言うわけではないですよ。そんなにイケメンならとっくにどこかの事務所にスカウトされてモデルか俳優になってますよ今頃。

 

まぁ、やっぱり僕が変な人間なのでしょうね。自分ではあまり自覚はありませんが。それとあと、コミュ力、経済力。

 

これは、合コンや、マッチングアプリでいやというほど思い知らされました。街コンでは誰もしゃべらずお通夜状態でドリンクを取りに行って席に戻ってきたら女性陣が逃げていて誰もいなかったと言うこともありました。

 

マッチングアプリではプロフィール写真がものを言う世界なのでそこそこいいねはもらえるのですが、その後のメッセージでの会話が続かない。まずだいたい、お仕事何されてますか?の質問に答えられないのですから。

 

そんな僕がついに脱童貞を果たしたのがなんと37歳の時のこと。30歳で初めてデリヘルを利用してから実に7年も経っていました。っていうか、37歳で初めてなんて、遅すぎますよね?

 

ちょっとググってみたら、信用できる情報かどうかわかりませんが、日本男児の脱童貞平均年齢は20歳くらいでした。

 

それは、ネットでの出会いでした。ある日知らない女性からメッセージが突然やってきたんです。別に、あなたのことが好きだ、付き合ってほしい、とか、そういうメッセージではありませんでした。

 

ただ、彼女は会話がとにかく上手で、僕が若干コミュ障気味なのに、そんな僕からどんどん会話を引き出していく能力がありました。

 

ずいぶん長い間、大量のメッセージをやりとりしました。彼女のかわいい写真も見せてもらってたので、親近感もわいていてもうすっかり他人ではなくなっていました。実際に会ったことがないのに恋をしているような状態でした。

 

しかしネックは距離でした。恋愛するにしても超遠距離恋愛でした。交通費だけで4〜5万かかるくらいの距離でした。ていうか、僕としては会うつもりは全くありませんでした。そんなに遠いところに行くつもりはなかったからです。

 

だが、彼女は違いました。行動力が段違いだったのです。

 

ある日のメッセージで、こっち(僕が住んでいるところ)に旅行に行こうかなと言い出したと思ったら、それはもう1週間後くらいと言うのです。早すぎませんか!行動力がとにかく半端ない!

 

ホテルに一泊するというのでこれは何かさすがに鈍い僕でも予感がしました。だから、そうしたら二人で一晩中語り明かそうね、とメッセージしました。これは暗に、セックスしようと言っているようなものです。

 

そうして当日、ホテルに泊まった二人は結ばれたのでした。

 

何せ僕は37歳で初体験、しかし、さすがにもう37にもなっていたので、「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」などの本を読んで、男性目線ではないセックスの知識だけはそれなりにありました。まぁ、今おすすめするとなるとアルテイシアさんの「オクテ男子のための恋愛ゼミナール」をおすすめしますがね。

コンドームの準備も怠りませんでした。これもネットで予習をしていたので、Dainさんのエントリーを読んで、サガミのサガミオリジナルというコンドームをバッグに忍ばせていきました。

 

おもしろうてやがて悲しきコンドーム「コンドームの歴史」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

 

しかし、先にも書いたように、二人は超遠距離恋愛だったので、結局、9ヶ月付き合って、その間に会ったのは6回でした。

 

でも、ディズニーランドにも行ったし、テーマパークにも行ったし、水族館にも行ったし、アクセサリーをプレゼントしたり、バレンタインのチョコレートをもらったり、温泉旅行にも行ったし、普通のカップルがやりそうなことは一通りやったと思います。

 

37歳にしてようやく僕も普通の恋愛を体験できたのです。だから彼女には感謝しかありません。彼女の行動力がなかったら、絶対こうはなっていなかったから。

 

その後はまた、長い間彼女はできませんでした。というか、実を言うと彼女とか、付き合ったと言えるのは、この彼女一人だけなのです。

 

それから約6年後の43歳の時に一度だけワンナイトの経験はありますが、その彼女とはそれきりで、恋愛関係に発展することはありませんでした。

 

そして今、47歳となり、老化のせいか性欲もかなり衰えた僕は、3回風俗に行ったものの、なんだかむなしさだけが残り、もう恋をする気力もあまりない状態です。なにせ性欲が衰えてしまったのですから。

 

しかし、風俗それ自体は大変ありがたいです。風俗に賛否あるのはわかっています。おそらく大抵の女性はやりたくてやっているわけではないでしょうし、なかには「闇金ウシジマくん」じゃないけど無理矢理やらされているかも知れない。

 

だけど、47歳で全くモテない、女性に縁のない僕が、かわいい女性とセックスできるのは風俗以外にありません。だから風俗の女性には感謝しかない。初めて付き合った彼女には失礼かも知れませんが、僕にとってはどちらにも感謝しかない。

 

僕はどちらもちゃんと一人の女性として見ています。決して風俗だからと言って一般人の女性と違うなんてことはない。お仕事がたまたま風俗だと言うだけです。

 

最後はなんだかコントラバーシャルな話になってしまいましたが、これで僕の47年間の性生活をすべて書き切りました。

 

ここまでお付き合いありがとうございました。

 

おわり。