本読みライフ

読書ブログをやろうと思って気づいたら迷走している。

有川真由美「いつも機嫌がいい人の小さな習慣」感想ーー人生に難しいことはいらない

有川真由美「いつも機嫌がいい人の小さな習慣」

読了予測:4分11秒

お金持ちの習慣とか、なんだか人生がうまく行っている人の習慣って気になりません?

僕はこういう軽い本をたまにスナック菓子を食べるようにしてさっと読みます。

この本もそういうたぐいの本。全然難しくありません。

それでいて間違ったことが何一つ書かれてない、至極まっとうな本でした。

当たり前といえば当たり前のこと。でもそれが意外と深い。

そういうところを何箇所か深堀りしてみました。

幸せだから笑顔になるのではなく

幸せだから笑顔になるのではなく、笑顔だから幸せがやってくるのだそうです。

ホントかよ笑!って思いますよね。

よくある、ガッツポーズをして意気消沈することはできない、と似てます。

ただ、僕は、ここは自然に、無理に笑顔にする必要はなくて、笑いたくなったら笑えばいいと思います。

「ごめんなさい。こういうときどんな顔すればいいかわからないの。」
「笑えばいいと思うよ。」(エヴァンゲリオンより)

1日1回、体重計に乗る

これは、体重を減らしたいという前提なのですが、僕の場合、むしろ増やしたいと言うか、まぁ現状維持でいいのですが、毎日乗ってます。

それで、dヘルスケアというアプリに入力してdポイントを細々と貯めてるんです。

僕の場合だから、全然減ってはないのですが、一時期レコーディングダイエットが流行ったように、記録することで意識がそれに向かうのですね。

ちな、岡田斗司夫さんは、またいつの間にかキングスライムみたいになってますがね。

太ってる人は深刻なんでしょうが、僕は無理してもリバウンドするだけだからやめたほうがいいと思うんですよね。

ホメオスタシスの威力を侮ってはいけません。

いつもと違うことをしてみる

これね、僕にとってはものすごく難しいです。

今日も病院に行って、薬を一部変えてみないかと言われたんですが、反射で断ってしまいました。

あとで、会計を待ってるときに反省しましたね。やってみてもよかったんじゃないかって。

今度病院行ったら先生に言って変えてもらおうと思ってます。

感動を思い切り表現する

僕はこれも思いっきり苦手で、持って生まれたものなのか、成長の過程でこうなってしまったのかわかりませんが、笑ったり、泣いたり、怒ったり、そういう感情の表現がほぼ無です…。

ずっと前に臨床心理学を学んでいたときにどこかに書いてあったと思うのですが、こういうタイプの人は、心身症になりやすいんだとか。

まぁ、雑に言うと、学校に行きたくなくてお腹が痛くなるみたいなやつです。

僕の場合、緊張から来る頭痛や、食欲不振、疲れやすさ、とかですかね。

姿勢を正して、深呼吸をする

病院の先生に、いつもいつも姿勢が悪い、姿勢が悪い、と言われます。

僕は頭痛持ちなので、それを改善するために良かれと思って言ってくださっているのだと思いますが、もう確か9回くらい同じことを言われてていい加減辟易としてます。

僕も口でははいはいわかりましたと言っていますが、正直、姿勢を治すのは無理だなと思っています。

だってこの姿勢で47年間も生きてきたんだもの。

とりあえず、やってみる

これも苦手ですね。

なんでしょう、用心深い性格というか、石橋を叩いて渡らない性格というか、僕にとっては入念な下調べが大切だと感じます。

ただ、若い頃はやっぱり誰でもそうなのかも知れませんが、もっと柔軟に行動できていたと思うので、その頃の気持を取り戻したいとは思います。

自分を褒める

無理無理(笑)

責めることもありませんが、まず褒めませんよね、普通。

そんなポジティブ人間じゃないんだから。

でも、読んでいて、大切だなとは思いました。

客観的に見ると、そこそこ頑張ってはいると思うんです、自分。だけど、自分の中の基準が厳しすぎて、よっぽどのことでないと評価できない。

いけませんね。これからはもっと自分を褒めよう。

人のいいところはすぐに口に出す

これも、実際は全くできていないのですが、これには全面的に大賛成です。

というのも、前に、とある作業所に通っていたとき、人を褒める、ということの大切さを実感することが多々あったからです。

やはり人は褒められると嬉しいものです。お世辞でもいいです。褒められて嬉しくない人なんかいません。

もっと人を褒めましょう。些細なことでいいんです。

そうすれば、大げさじゃなく、この世はもっと過ごしやすい場所になると信じています。

だれかが幸せになってくれることが、人間の本質的な幸せです

これはねぇ、常々僕が思っていることで、近年、人間の幸せを追求するような本が多いじゃないですか。

それはいいことだとは思うのですが、気になるのは、それがたいてい「自分の」幸せであること。

たとえば、つみたてNISAやiDeCoをやって、資産運用しましょうとか、お金持ちになるには、起業をするには、まぁ、いろいろあります。

でも、自分の大切な人、それは誰でもいいんです、恋人じゃなくても、親でも、兄弟でも、子供でも、甥っ子でも姪っ子でも、とにかく自分の大切な人が幸せでいること、これほど幸せなことってないんです。

想像してみて下さい。大金持ちになって、ポルシェやロレックスに囲まれて、タワーマンションの最上階の部屋で、たったひとりでシャンパンを開けて、それが幸せでしょうか?

やりたいことは、すぐにする

これは、自分はかなりできてますね。

特に読書においては。読みたい本はすぐに読む。本には賞味期限があると思っています。勢いが大事です。

あと、iPhoneとかもすぐ買っちゃいますね。流石に昨今は高くなってそうほいほいとは買えなくなってしまいましたが。

究極のことを言うと、人間、いつ死ぬかわかりませんからね。やりたいことがあるなら、速攻でやりたいですね。