本読みライフ

読書ブログをやろうと思って気づいたら迷走している。

人生の午後

気がつけばもう2月に入って一週間が過ぎようとしていた。

 

1月、特に何もなかったなぁ。

 

去年の年末から今年の初めにかけては体の調子のことやいろいろな検査のことなどでバタバタしていたが、それらが収まってしまうと静かなときと言うか、本当に何もない。

 

何もないというか、寒くて何もしたくないというのもある。

 

僕は異常な寒がりで、毎年大体5月の連休にならないと安心できないというか、暖かいな、とはあまり思わない。

 

なので、だいたい12月頃から5月頃までが自分にとっての冬で、普通の人より1ヶ月くらい長いのかもしれない。

 

で、熊ではないけど冬眠というか、眠っていることも多い。

 

することがない。寒い。外に出たくない。家ですることに興味が前より薄れてきた。

 

そうなると、寝ることが一番気持ちいいし、時間も潰れる。

 

最近は、頭痛も大分減ったし、痛みもあまりたいしたことないし、そういう意味では大変体調は良いんだけど、その代わり日常生活が上記のようにどうしようもなくだめになってる。

 

働く、という選択肢も考えないわけではない。というか、ほんのちょっとだけど今働いている。だけど、週に1回くらいだし、家でやるし、3時間くらいで終わるしで、働いているとは言いがたい。

 

それにしても、このやる気のなさは何なのか?

 

最近、障害者手帳の更新があって、病院から診断書を受け取ったらそこに「うつ病」と書かれていた。

 

もしかしたらうつ病のせいでやる気がないのだろうか。

 

わからない。

 

だいたい、僕の病気は何なのかよくわからないのだ。

 

最初の病院の先生はなんと思っていたのかわからないが、次の病院では「不安障害」と書かれていた。次の病院では「身体表現性障害」と書かれていた。その次の病院でも確か「身体表現性障害」と書かれていたと思う。

 

うつ病というと、有名な病気だから誰でも大体知っていると思うけど、別に死にたいとか自分に価値がないとか思ったり、大きく落ち込んでどうしようもなかったりとか言うことはない。

 

だけど、うつ病に伴い身体に出る様々な症状、たとえば頭痛とか、食欲不振とか、睡眠障害(これもちょっと老化と区別がよくわからないが)、疲れやすいとか、お腹の調子が悪いとか、そういうのはあるから、仮面うつ病じゃないけどそういうことでうつ病なのかもしれない。

 

しかし、やる気がないのも、自然なことなのかもしれない(あるいは老化とか)。

 

僕は子供の頃、どちらかと言わずアウトドア派で、虫取りに興じたり、釣りが好きで、その延長で中学生くらいになるとルアーフィッシングでブラックバスなどを釣ったり、野山を駆けまわったりしていた。

 

ところが、大学生くらいになると、釣りに全く興味がなくなって、読書やパソコンを中心とするインドア派に変わってしまった。

 

性格も変わった。子供の頃は普通というか、どちらかというと明るい性格だったのが、大学生になると友人も一人も居なくて暗い性格になっていた。

 

あとは、大学生の頃まで、ゲームや映画や洋楽(音楽)などが好きだったのに今ではゲームは全く、映画や音楽はぐっと触れる機会が少なくなった。

 

それと同じようなことが今起こりつつあるのかもしれないし、違って単なる老化なのかもしれない。

 

僕の年齢(48歳)だとそのあたりの見極めが難しい。何でもかんでも老化で片付けられると言えば片付けられるからだ。

 

まぁとにかく、今は、何をすれば良いのかわからないし、今まで好きだった、ネットも読書もテレビもいまいちそこまでのめり込めないし、何か目標のような物もない。

 

全部老化で片付けてしまってはいけないのだけど、48歳になってこれから一体何をやれば良いのか皆目見当がつかない。

 

ユングの人生の午後じゃないけど、この辺で何らかの変化が必要なのかもしれないと感じている。

 

その変化がなんであるのかわからないのがもどかしいのだけど。